「スペインレポート」 by 渡邊 崇仁
第3回
チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、バルサ対ACミランを観戦
4月26日、バルサが14年ぶりにチャンピオンズリーグ決勝進出を決めた。この試合のチケットを手に入れるのはとても難しく、バルサ会員である僕も抽選からもれスタジアムで観るのはほぼ諦めていた。この試合はなんとかしてでも生で観たいと思っていた。そんな時、友人から「チケットがある」と言われ、譲って頂いた。
しかし、なんとそのチケットは、ACミランサイドに配られていたもので、中に入ると回りは熱狂的なACミランのサポーターで埋め尽くされていた。バルサを応援できる空気はまったくなく、ただひたすら静かに戦況を見つめるだけ。試合前のモザイクにも参加できなかった。
試合はバルサが耐えに耐え、0−0。5月17日の決勝戦へ駒を進めた。喜びもつかの間、僕はACミランサポーターに混じり、スタジアムから出れない。アウェーのサポーターは、暴動や混乱を避けるため時間を遅らせて退去となる。最悪。40分待たされた末、厳重警備の中、帰路についた。
決勝前の話題を一つ。パリ(1998年のWカップ決勝の舞台サンドニスタジアム)で行われる決勝戦へむけチケット争奪戦が起こっている。UEFAがアーセナルとバルサに配分したチケットは21000枚ずつ、バルサは、このうち8000枚を抽選でバルサ会員に割り当てる。残りは旅行代理店やチーム、選手関係者にいく。この8000枚を求めすでに60000件以上の申請があったようだ。抽選は5月2日に行われる。当たる可能性はほとんどないが、軌跡を信じるしかない。
バルサがチャンピオンズリーグ優勝したのは1992年までさかのぼる。当時は、クライフ監督の下、ドリームチームと今も呼ばれるスター軍団だった。ウェンブリースタジアムで、イタリアのサンプドリアと対戦し、クーマン(ポルトガルのベンフィカ監督)のフリーキックで優勝を決めた。
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渡邊 崇仁